お知らせ
2025.02.24 お知らせ
3つの産地・5つの窯元、ご婦人たちの熱き想い
3rd Placeの、ウツワにまつわる井戸端会議

今回のPASS THE BATON MARKETは、久しぶりに陶器市企画「ウツワのワルツ」が帰ってきました。佐賀県の3つの産地、5つの窯元のご婦人方で結成されたチーム「3rd Place」の皆さんとポップな井戸端会議のようなインタビューをご紹介します。
8年目の正直?「3rd Place 」結成秘話
PTB:まずは、皆さんのチーム「3rd Place」について教えてください。
中島:佐賀県の3つの産地、5つの窯元の女性たちのチームです。出会いは2016年にさかのぼります。県主導の「有田焼創業400年プロジェクト」でブランディングに関する勉強会があったんですね。業界的にそういう勉強会って、社長が出るのがほとんどだったんです。でも、その時は「夫婦で参加」と決まっていて、夫婦での交流が始まりました。理念や事業継承の勉強をする中で、そこに参加していた4社のご婦人方で何かやりたいと思うようになって。さらに、渓山窯(けいざんがま)の裕美子さんが社長として活躍しているので、彼女からも学びたい!私たちだけで決裁できる何かをやりたい!と思ってこの8年ぐらい活動してきました。昨年の秋にAKOMEYAさんでの催事があって、そこでついにこの5つの窯で合同出展が叶ったんです。
梶原:それで名前がいるよね~って。
瀬戸口:いろいろ考えましたね。
中島:5つの窯元だから「5婦人会」とか。器に婦人で「器婦人(きふじん)」とか。
瀬戸口:産地としては有田が3社で、私たちが伊万里で。副島さんが嬉野で。
中島:肥前といってもみんなが「有田焼」でなくって、それぞれの産地で特徴があるんです。ですから、3つの産地で「3rd Place」。
瀬戸口:梶原さんが「これが良かとやなかかな~」って言うたとよね。
梶原:やっと決まってね(笑)。
瀬戸口:会社のことだけじゃなくて、家族のこともよく知ってて、お互いに文句言えるくらい仲がいいんです(笑)。私は伊万里ですけれど、他の産地との交流が少ないんですよね。だから、この「3rd Place」が居場所という感じです。
梶原:いつもごはんを食べながら集まってるんですけども、ほとんど仕事の話をしていますね。私はこのチームでは年上ですが、皆さんから学ばせてもらうことばっかりで。「仕事の話ができる友達」がいて、今本当に楽しいんです。
仕事が終わったら、ジョイフルに集合!
PTB:となりの産地から学ぶだけでなくて、仕事の話も家族の話もできるという関係性って稀有ですね。互助会のような。交流はランチ会のような感じなんですか?
中島:仕事が終わったらみんなで集合!っていう感じですね(笑)
瀬戸口:ジョイフルっていうファミリーレストランご存じですか?
PTB:ジョイフルって、あのジョイフルですか?
瀬戸口:あのジョイフルです。7時半くらいに集まって、11時過ぎまで。
篠原:しゃべりすぎですね(笑)。
中島:催事の前で作業とかがあると、誰かの窯へ寄って準備したりとかね。
瀬戸口:都心の催事に出るといっても、やっぱり私は普段は「つくる」ことが中心だから、いつも勉強をして積み重ねないと、イベントで「伝える」のがむつかしいんです。だから、ジョイフルで切磋琢磨(笑)。
梶原:昔はね、窯元って「焼き物をつくる」だけで成り立っていたのかもしれないけれど、「400年プロジェクト」の時に衝撃を受けたんですよね。「理念とかコンセプトって何?」というところからのスタートでしたから。勉強を続けてきて、今、自分たちの窯元を「つたえる」ことを少しずつやれるようになってきました。